玄米とは

2016年5月13日

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はじめに

お米には玄米や白米、胚芽米など色んな種類があります。
玄米はお米の中でも、ほぼ完全栄養食と言われるくらい栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。食生活が乱れている人やダイエット食に向いているんですよ。

玄米って何?

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玄米は、もみ米からもみ殻だけを取り除いたお米です。この玄米から、更にぬかと胚芽を取り除いて、胚乳のみにしたお米が、一般的によく食べられている白米になります。お米は精米の仕方により、玄米、三分つき米、胚芽米、白米といったように、色んな種類に分かれます。ですが、玄米から白米になるにつれて、どんどんとビタミンやミネラル、食物繊維などの成分が失われていくと言われているのです。
お米で良い栄養をしっかりと取りたいという人は、玄米がおすすめなんですよ。

食物繊維が豊富に含まれている

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胚芽やぬかには、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。その中でも食物繊維の量は、白米に比べると約8倍も多いと言われているのです。玄米に含まれているセルロースが、腸の運動を助けてくれますので、便秘がちな人に大変おすすめと言われています。
ですが、意外と知られていないのが玄米のカロリーです。白米に比べるとビタミンやミネラルが豊富なので、つい低カロリーなのではないかと勘違いされやすいのですが、実は白米とほぼ同じです。玄米は非常に噛みごたえがあるので、自然と咀嚼回数が増えて、摂取量が少なくなる人が多いのですが、食べ過ぎには十分気を付けましょう。

玄米の栄養成分「フィチン酸」

フィチン酸は上手に摂取しないと、かえって栄養バランスを崩してしまう可能性がありますので、お子様やお年寄りは特に注意が必要です。そこで大切になるのが、発芽していない普通の玄米を食べる際には、一緒にカルシウムやミネラルを摂取するという事です。海藻類や野菜には、ミネラルが豊富に含まれていますので、組み合わせをきちんと考えるようにしましょう。

残留農薬について

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玄米は非常に栄養価が高い分、精米をしていないため農薬などが残留している可能性があります。ですが、玄米は自然栽培もしくは有機栽培されたものですと農薬について心配はありません。米の農薬の基準値は白米ではなく、玄米で決められていて、玄米の状態で残留農薬が基準値以下のものしか流通していないと言われています。もし、気になるようでしたら炊飯前に少し回数を増やして洗うのも一つの方法としていいかもしれませんね。

ほぼ完全栄養食でダイエットに適している

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玄米だけで十分に栄養が摂取できるので、理論上ではおかずは要らなくても問題ないと言われています。玄米はほぼ完全栄養食ですので、実はものすごくダイエットに適しているのです。玄米は白米に比べると、消化吸収が悪いために、食べる際にはよく噛まなくてはいけません。咀嚼回数が増える事で、満腹中枢が刺激され、少量で満足できるとも言われています。

おわりに

玄米は白米に比べると、最初の内は食べにくいと感じる人が多いでしょう。
ですが、ほぼ完全栄養食と言われるくらい、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。特に食物繊維は多く含まれていますので、便秘がちな女性に大変おすすめです。
1日3食の内1食を玄米にしたり、週末だけ玄米にするなど、玄米食を少しずつ取り入れてみましょう。そうすれば、健康になれて、ダイエット効果も得る事が出来ますよ。


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