発芽玄米を圧力鍋で作る方法

2016年6月27日

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はじめに

発芽玄米って実は、炊飯器よりも圧力鍋で炊いた方が美味しいって知っていますか。ですが、圧力鍋って何となく難しいイメージがありますよね。
ところが、下準備を丁寧に行って、正しい順序で炊き上げれば、誰でも簡単に圧力鍋で発芽玄米を炊く事が出来るんですよ。

下準備はしっかりと行おう

発芽玄米って白米に比べると、何となく食感が悪く、食べにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。また、水加減が解らなくて、上手に炊けないと悩む人もいます。ですが、これらの問題は、下準備をしっかりと行う事で、簡単に解消する事が出来るんです。
下準備は少し手間が掛かりますが、美味しい発芽玄米を食べるためにも、丁寧に行うようにしましょう。そうすれば、モチモチとして、白米に近い食感の美味しい発芽玄米を楽しむことが出来ますよ。

発芽玄米を丁寧に洗おう

拝み手洗いで丁寧に炊く前の下準備で最も大切なのが、発芽玄米の洗い方になります。一度大きな容器を用意して、少し水を吸わせる程度に浸してあげましょう。
そうする事で、発芽玄米をふっくらと炊き上げる事が出来ます。水に浸す行為は、最低でも2回は繰り返しましょう。
そして、発芽玄米を洗う時は、手で思い切りゴシゴシと洗わないようにして下さい。両手の手のひらでこすりつけるように、優しく洗ってあげましょう。洗い終わった発芽玄米は、ザルに移して、再度水に浸してあげましょう。これで下準備は完璧ですね。

圧力鍋でもコツを掴めば簡単に炊ける

最近の炊飯器は、炊き方のモードが色々とあって、玄米にも対応していますよね。確かに炊飯器であれば、ボタン一つで簡単に発芽玄米を炊くことが出来ます。ですが、やはり圧力鍋の方が美味しく炊き上げる事が出来るんです。
特別に難しい技術とかは必要ありませんので、自宅に圧力鍋がある人は、是非発芽玄米を炊いてみましょう。

火をかける前の大切なポイント

発芽玄米を圧力鍋に入れましたら、お水とお塩を加えて蓋を閉じましょう。塩の量は少量でかまいません。すると、炊き上げた時に独特の苦みを軽減する事が出来ます。一気に沢山炊き上げる場合には、水の量を気持ち少なめにすると、丁度良い固さになりますよ。
発芽玄米を美味しく炊くためには、水にもこだわってみましょう。水道水でも問題ありませんが、ミネラルウオーターを入れますと、発芽玄米の味が少し甘くなって、美味しくなるんですよ。

発芽玄米を炊く時のポイント

弱火15分、徐々に強火で沸騰2分、次に30分ほど弱火圧力鍋に火をかけましたら、最初の15分は弱火にしましょう。最初から強火で炊くよりも、美味しく炊く事が出来ます。そして、15分経ちましたら、徐々に火を強めていってください。沸騰してきましたら、2分程度強火を維持します。そして、その後にまた弱火にして、30分程度火をかけ続けます。
最後に火を止める前に、数秒間強火にすると、発芽玄米のうま味を凝縮させる事が出来るんですよ。また、発芽玄米のモチモチ感もアップしますので、白米に近い食感を楽しむ事が出来ます。最後に15分ほど蒸らしたら、発芽玄米の完成です。
ちょっとした手間をかけるだけで、毎日食べる発芽玄米の美味しさが数倍もアップします。是非、試してみましょう。

おわりに

発芽玄米は、炊飯器よりも圧力鍋で炊いた方が、全然美味しさが違うんです。発芽玄米を炊く前には、丁寧に洗って、しっかりと水に漬けます。
そして、炊く前にお水とお塩を入れます。余裕がある人は、お水を水道水ではなく、ミネラルウォーターに変えてみましょう。
下準備は確かに少し気を遣うかもしれませんが、美味しい発芽玄米を炊けば、白米に近い食感になりますので、抵抗なく毎日の主食に取り入れる事が出来ます。健康的な食生活を意識するためにも、是非発芽玄米は圧力鍋で炊きましょう。


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