小豆を入れない熟成玄米

2016年8月24日

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はじめに

熟成玄米を作る時に必ずレシピにあるのが小豆です。ですが、小豆って絶対に入れないといけないものなのでしょうか。

酵素玄米とは

熟成玄米とは、玄米を小豆と少量の塩を入れて炊いたものになります。炊きたてを食べるのではなく、そこから更に3日間程度寝かせてから食べるという特徴があります。3日間熟成させる事で、腐ってしまうのではないかと不安に感じる人もいるでしょう。
ですが、熟成させる事で玄米特有のパサパサとした食感がモッチリとした食感に変わるので、非常に食べやすくなるというメリットがあるんです。パサパサしていて、非常に食べにくいから苦手だと言う人は大変おすすめですよ。

小豆を入れる理由とは

サポニンの効果熟成玄米を作ると、必ずレシピにあるのが小豆です。ですが、一体なぜ玄米に小豆を入れて炊くのでしょうか。実は、小豆には色んな効果や効能があります。たんぱく質やビタミンB1、ビタミンB2、そして食物繊維や鉄分など、色んな栄養素が豊富に含まれているんです。
特にビタミンB群が多いので、ダイエットに大変適していると言えます。また、小豆の主要成分はサポニンになります。このサポニンには、利尿作用や疲労回復などの効果が期待出来る事から、玄米と一緒に炊いて熟成玄米にする事で、より栄養価をアップさせる事が出来ると言われています。

小豆は絶対に入れなくても良い

小豆と玄米を一緒に炊いて熟成させると、非常にお赤飯に近い味になりますので、モチモチとした食感は良くても、味自体がどうしても苦手になってしまうと言う人も中にはいるのではないでしょうか。小豆の栄養価は確かに高く、玄米と一緒に炊く事で栄養価をアップさせる事が出来ます。ですが、小豆を入れないと熟成玄米が作れない訳ではありません。ですので、どうしても苦手だと言う人は、小豆抜きで熟成玄米を作る事が出来るんですよ。

熟成玄米を作るポイント

酵素玄米の水調整熟成玄米を上手に作るためのポイントは、発芽する玄米を使う事と、3日間熟成させてきちんと発酵させる事です。この2つのポイントさえしっかりと守れば、小豆なしでも熟成玄米を作る事が出来ます。作り方は小豆を入れた熟成玄米と同じように作ってしまいますと、小豆が無い分、水分量が増えてしまいますので、水っぽく仕上がってしまう可能性があります。自分の好みに水分量を調節して、上手に炊き上げるようにしましょう。
また、小豆が無い分、非常にサッパリとして食べやすくなります。玄米の栄養価は、小豆が無くても十分に高いので、小豆に飽きてしまったら、何も入れない酵素玄米を作るのも気分転換になってよいでしょう。

小豆の代わりに別の食材を入れてみる

酵素玄米と栗熟成玄米は小豆以外でも作る時のポイントを間違えなければ、きちんと炊き上げる事が出来ます。ですので、小豆が苦手だという人や、小豆に飽きてしまったと言う人は、小豆の代わりに別の食材を入れて炊き上げるのも良いでしょう。
例えば小豆の代わりに栗を入れると、秋などの季節にピッタリだと言えます。栗を入れる場合には、最初から入れるのではなく、3日目に茹でた状態の栗を入れる事をおすすめします。そうすると、また一遍変わった酵素玄米になりますので、長期間食べ続けても飽きることなく、長く楽しめる事が出来るでしょう。

おわりに

熟成玄米のレシピは、玄米と小豆を一緒に炊くというのが一般的です。ですが、小豆には確かに色んな効果や効能が期待できますが、絶対に入れないといけない訳ではありません。お赤飯がどうしても苦手だと言う人は、小豆なしで熟成玄米を作るのも良いでしょう。
また、いろんな味に挑戦してみたいという事であれば、小豆以外の食材を使って熟成玄米を作るのも良いでしょう。自分に合った熟成玄米を見つけて、上手に毎日の食事を楽しんじゃいましょう。


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